好き嫌いはある方なのかも知れない、食べ物の。
私はとにかく内臓が苦手で、レバーもモツもハツもセンマイも内臓は全てダメであります。
魚の内臓もダメなので、白子なんて見ただけで卒倒するレベルで大嫌い。
内臓の何がダメって、まずあの見た目よ、、
なんなん、あの生々しさ、、怖いやん。
白子と来たらもう、あれ最初に食べた人狂気の沙汰でしょ
食べられると思う方がおかしい(でもナマコは私大好き)
「騙されたと思って食べてみろ」
このセリフ何億回聞いたでしょうかね
誰かに焼肉に連れて行かれると決まって言われますよねこのセリフ
「ここのは本当に美味しいから!騙されたと思って!」
私だっていい大人ですので、そこまで言われたら一応一枚食べるわけです
奢ってもらう手前一応さ、、
で毎回やっぱり騙されるんですよ。
ここのは美味しいって言われてもレバーはレバーだし、ホルモンはホルモンでしかないわけです。
レバーにおいてはあの血が滴る感じの色と食感と味の三位一体感全てこの世から消えて無くなれアホ!ってくらい大嫌いで、ホルモンはいつ飲み込めばいいのかさっぱりわからないあいつら永遠に口の中おるやん、噛んでも噛んでもおらんくならんやん、だから大嫌いだし、白子はもう見た目とにかくアウトあれは食べちゃいけないものだと私の心の警報器が爆音で鳴るし、騙されたと思って食べたら口の中入れた瞬間吐き気をもよおすの。
ね、、嫌いなものを無理やり食べるなんて精神衛生上最も良くないことだと思うわけです。
だから絶対私にこれらを勧めないで欲しい。
ああ、毎回思うけど私の文章って前置き長い。
本題はここから
逆に昔嫌いだったものが今は大好物なものもありまして
それはソルティークラッカー
あのよくチーズとか、その他色々乗っけてカナッペにして食べたり
バーでレーズンバターと一緒に出てきたりするあの超シンプルなただのクラッカーです
子供の頃、母が朝ごはんにスープとソルティークラッカーを時々出してくれてて
幼心にね、
「いやいやいやいや、朝ごはんにクラッカーて、腹持ち悪いやん」
とか思いつつ、忙しい母に申し訳ないので我慢してそれだけ食べて学校着いた途端腹が鳴るみたいなね笑
しかも味らしい味もさほど付いてなく、口の中の水分全部持ってかれるし、本当に嫌いだったんです。
ところが、大人になってバーに行き始めるとチーズを頼めば付いてきて
レーズンバター頼めば付いてくる
で、再びトライしてみたら、まぁ美味しいこと美味しいこと。
子供の頃物足らなかった味も、水分持ってかれる食感も
「あくまで僕は引き立て役なので」
みたいな謙虚な佇まいも何もかも、急に大好きになってしまいました。
今では朝ごはんにクラッカー食べるし、小腹が減ったら食べてます。
大人になると味覚って大幅に変わると思いますが、ソルティークラッカーを克服しただけで私って偉いと思う
これから先もずっと内臓は食べません。騙されないぞ。