ポージングの極意

2021年11月09日 18:49

どうも、なんちゃってモデルのアーシーです。
今では単なるちょい派手なオバハンですが、20代の頃はモデルのお仕事をしていた時期がございます。
でもぶっちゃけ、今の方がいいです笑

当時はただ若いだけで重宝されてただけで、見た目で言えば全然いけてませんでした。
私は身長160cmしかなく、モデルと言えるほどの体ではございませんが
写真に写ると長身に見えることから、当時はファッション系が多かったです。
その時に培われたポージングや表情の作り方が今になってなんか役に立っていて嬉しいもんです。

ファッション系ってとにかくずっとポーズ変えなきゃいけないんですよね。
ワンカットずつ変えるくらいのスピード感です。
ずーっと動いて静止、動いて静止、スー、ピタ、スー、ピタ・・・
ピタでカシャ、ピタでカシャ、このテンポ感がとっても重要で
言うなれば餅つきの要領です。
餅を捏ねる人、突く人。タイミングがずれたら大惨事です。全部ブレますw
このタイミングがカメラマンによって微妙に違うので、この呼吸を合わせることもモデルには大切です。
ファッション系だとモデルが主役ではなく、服が主役なので、どうやったら服がよく見えて
どういうポーズだったら服がより素敵に見えて購買意欲につながるかが最重要です。
なのでスタイリストに着付けてもらった後、1分鏡の前でポージングチェックして、服のシルエットなどを確認の上、撮影場所へ移動します。
その時の撮影の雰囲気に合わせたBGMをカメラマンが流していて、それを聞いて
「今日はこんなテンションなのね」と判断基準のひとつにもしていましたね。

モデルにも色々あるかと思いますが、言うなれば表現力ですから
その表現力のスイッチとか、空気を読む力とか、こういうのが欲しいんでしょ?
みたいな言うなれば「勘」の良さというのが最も大切で、どんなに美人でもイケメンでも
この「勘」がなかったらフォトジェニックにはなりにくい気がいたします。
なのでけして美人じゃないけど、写真写りがめちゃくちゃカッコいい人ってそういうことなんだろうと。

私は美人ではないので、そこをめちゃくちゃ研究して目指してました。

割と求められると全力で取り組むタイプで
痩せてと言われれば一週間で3キロ4キロ平気で痩せるし
ヌードもやったことあります。

やっぱり自分自身も作る側の人間なので
「え〜できな〜〜〜い、恥ずかし〜〜〜〜い」
とか言われると思わず
「ああん??できないだと??はぁ???じゃ帰れ!!!」
と私はキレるので、カメラマンが作りたい、撮りたい、表現したいことを全力で叶えて差し上げたいと
そう思うわけです。

けしてプロのモデルほどの美貌ではないですが
意識の高さだけはプロ並みのつもりです笑
そしてこの経験はステージでも存分に役立っております。

EARSY





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